準富裕層の日常

ホテルニューアワジ夢大地に宿泊|お部屋・お食事・サービスを紹介

サラリーマン投資家の弥太郎です。

2021年3月上旬、結婚2周年記念にホテルニューアワジへ宿泊してきました。

例年、結婚記念日は少し高めのレストランで食事をすることにしていますが、行きつけのお店は新型コロナウイルスの影響で営業中止。そこで、今年は奮発してホテルニューアワジに宿泊しての淡路島旅行へと変更しました。非常に素晴らしい『おもてなし』を受けた一方で、家計には非常に厳しい結婚記念日となりました(泣)。

ホテルニューアワジは『夢大地』と言うパンピー向けの部屋と『ヴィラ楽園』と言うセレブ向けの部屋があります。今回予算の都合でセレブ向けの部屋はお預け、『夢大地』へ宿泊してきました。

それでは、実際に宿泊した際のお部屋・お食事・サービスについてご紹介していきます。

チェックイン

まずはチェックインまでの流れです。

エントランスに車を付けて、そこで同乗者と荷物を降ろします。前回、ホテル花水木での失敗を踏まえて今回は荷物を降ろし忘れないよう細心の注意を払います。

当日、天気はあいにくの大雨でした。
エントランスでは、係の方がズブ濡れになりながら荷物を降ろすのを手伝ってくださり、こちらが申し訳なく思うほどの対応をいただきました。

荷物を降ろすとスタッフの方から駐車場の案内を受けます。駐車場はホテルと道路を挟んだ向かいの高台にあります。

下の写真は高台の駐車場から撮影したホテルニューアワジです。

ホテルニューアワジ

高台にはエレベーターもあり、駐車後~ホテルまでは徒歩でも1分くらいでたどり着くことができますが、大雨だったので私は駐車場からホテルまでの間をマイクロバスで送迎してもらいました。お客様が雨に濡れないよう、出来ることは何でもする!というスタンスです。

ホテルに到着するとチェックインカウンターで宿泊者カードに記載するなど所定の手続きを終え、仲居さんにお部屋へと案内いただきます。

例によらず荷物は全て運んでいただけますが、ここはカートが無かったので仲居さんは大変そうでした。体力に自信のある若者は自分の荷物くらいは自分で運びましょう。

お部屋紹介

さて、お部屋まで案内いただきました。

こちらが玄関です。

玄関

この広さは他のホテルでもなかなか経験したことがありません。玄関で逆立ちのトレーニングもできてしまいそうなレベルです。

次にお部屋の中です。
こちらは、最初に写真を撮り忘れたので翌朝の写真です(生々しい)。

お部屋

お部屋も十分広いのが、おわかりいただけるでしょうか?

予約の際に
『海側の部屋がいいなぁー』
と思っていましたが、その心配は不要でした。
ホテルニューアワジは全室オーシャンビューだそうです。

そして、高級ホテルお馴染みの『生け花』も当然のように鎮座しています。

生け花

そして、部屋の外はこの絶景です。

オーシャンビュー

天気が悪いのが残念ですが、海の水は非常に透明度が高くキレイでした。
海には宿泊者専用の桟橋があり、釣り具セットをレンタルして魚釣りを楽しむこともできます(800円)。

しかも、釣れた魚は調理して夕食時に提供してもらえるとか・・・(これも有償)。

大雨の中、釣りを楽しんでいる宿泊客もいましたが、私は釣った魚を針から外すことが出来ないので遠慮しておきました。生きた魚を素手で触れないのです。

ここで、お茶とお菓子もお持ちいただきます。

お茶と茶菓子

茶菓子はオリジナル商品で中には大きな栗が入ったお饅頭でした。
ホテルの売店ではお土産用に販売されているかも知れません。

お茶とお菓子で一息ついたら、ここからお部屋の中を探検です。やはい良いホテルはそれなりに設備も整っていますね。

お茶セット

お茶セット

左から飲み水が入ったピッチャー、電気ケトル、お茶セット。
私はわざわざ、お茶を沸かして飲むようなことはしませんのでお茶セットは不要ですが水のピッチャーは嬉しいサービスです。体の大きな私は、この位の量であれば直ぐに飲み干してしまうので、途中で補給してもらえれば尚良しといった感じです。

冷蔵庫には高級ホテルお馴染みの有償ドリンク。

有償ドリンク

毎回、これを見ると時代遅れな印象を受けてしまいます。ホテルニューアワジには自販機はありませんが、直結しているお隣のホテル夢泉景には自販機がありますので、そこまで足をのばせばお手頃価格で飲み物を手に入れる事ができます。フロント横の売店でもベットボトルの水を170円で販売していました。

ちなみに冷蔵庫の中の飲み物価格はこちら。

ドリンクの料金表

Evianが300円かぁ~。無いわぁ~。

アメニティー

アメニティ

洗面台の左側にはブラシ、髭剃り、歯ブラシセット
右側には手前からスカルプケアローション、スタイリングローション、モイスチャーローション、リキッドクレンジング、オーバーナイトミルク、これらは全てPOLAのものなので安物では無いでしょう。
ちなみに、我が家は夫婦共々アメニティ持参派なので備え付けのものは使用しません。

トイレは映しませんが、トイレットペーパーもフカフカのものを使用していました。

トイレットペーパー

家に帰った後に値段を調べてみたら楽天市場にて1ロール100円程度で販売されていました。

温泉

さて、夕食まで時間がありますので次は温泉巡りです。

ホテルニューアワジの宿泊客が利用できる大浴場は3つです。

淡路棚田の湯:淡路島の棚田をモチーフにした湯船で、南国リゾートを訪れたような気分にさせてくれます。小さなお子さんがいても楽しめるかと思いますが、浴室内に階段があるので転倒注意です。

くにうみの湯:THE 温泉宿にあるお風呂!という感じです。湯まくらで何も考えずボーっと空を眺めながら過ごすのがお勧めです。

雨宮の雫:まるで海と空が一体化しているような感覚に浸ることができるお風呂です。ここで見る『日の出』は格別でしょう。

『淡路棚田の湯』と『くにうみの湯』は1日ごとに男女入れ替え制となっています。到着日は『淡路棚田の湯』が男湯だったので『くにうみの湯』は翌朝に楽しみました。これも高級旅館では当たり前のサービスとなりつつありますが脱衣場にはタオル・バスタオル、洗い場にはシャンプー・リンス・ボディソープが備えてありますので、手ぶらで温泉へ出かけることが出来ます。

『くにうみの湯』では会社の後輩とばったり出会ったり、せっかく早起きしたにもかかわらず悪天候のため日の出を拝めずと色々アクシデントはありました。代わりに大阪南港へ向かう『さんふらわあ』の船体に描かれた太陽の絵を拝むことができたので良いことにしておきましょう。銭湯の富士山のようなものです。1週間前にホテルニューアワジを訪れた会社の先輩によると『雨宮の雫』からの日の出は目を開けられないほど眩しいとのことです。それだけ見晴らしのよい場所だと言うことです。

各お風呂ともに、脱衣場から出た所にお茶のサービスがあります。汗で失われた水分をしっかり補給しておきましょう。

料理内容(夕食)

温泉で汗を流した後には待ちに待った夕食です。
物心ついてから部屋食は初めてなので、何だかワクワクします。ちなみにバカ舌なので料理の味については正しい評価をできません。バカ舌とは便利なもので、何を食べても美味しく感じるのです。

食前酒、前菜、鍋物

食前酒、前菜、しゃぶしゃぶ鍋

最初は『食前酒』と『旬の味覚盛り合わせ』です。同時に『淡路牛のしゃぶしゃぶ鍋』に火を入れて温めはじめます。すかさず、ビールも注文。キリンとアサヒがありましたが私はキリン派です。正直味の違いは分かりませんが・・・。

お造り

お造り

お次はお造り。
鯛、雲丹(ウニ)、さざえ、鮪、太刀魚。さざえを生で食べるのが初めてで少し抵抗がありました。しかし残すのも悪いのでビールで流し込みました。妻も生さざえは苦手のようで再度ビールで流し込む羽目に。生さざえを頑張って飲み込んだご褒美に妻から雲丹を貰いました。お刺身はもうちょっとボリュームほしい。

蒸し物

茶碗蒸し

海鮮茶碗蒸し。この頃にはアルコールが回ってきて中に何が入っていたかを覚えていません。写真では魚のような物が映っています。鯛とかが入っていたんじゃないでしょうか?

焼き物

焼き物

淡路牛の石焼。こちらが本日のメインですね。全般的に非常にやわらかいお肉でしたが、何故か一切れだけ硬いお肉が混じっていました(妻も同様)。

飯物、吸物、香の物

鯛飯

名物の鯛飯、若布蕎麦、漬物三種盛です。
この時点でお腹が満たされていなかったのでお吸い物で蕎麦はありがたいです。鯛飯は夕食開始直後から部屋の片隅に準備していた土鍋で炊き上げたもので炊き立て御飯に鯛の出汁が出て非常に美味でした。2杯ほどお代わりをしてようやく私のお腹も満たされました。

甘味

甘味

ジュレですね。非常に上品な盛り付けですが、質より量派の私からするともう少しボリュームが欲しいところです。ここ最近頂いた外食デザートで断トツNo.1は何といっても貴船の川床で出てきたメロンですね。あれを超える甘味はそうそう無いでしょう。

朝食

朝食は部屋食かバイキングかの選択性です。
私は質より量派なので迷わずバイキングを選択しました。バイキングは好きな時間に会場へ行けば良いだけなので気楽ですね。

バイキングと言ってもコロナ禍と言うこともあり、スタッフの方が大体の事をやってくれます。
ご飯や味噌汁をよそったり、サラダを盛りつけたりと言ったことは全てスタッフの方が対応してくださり料理に不特定多数の人が触れられないようになっています。

まずは和食から。

和食

部屋食では量が足りないと意気込んだ割には少な目。昨晩、ビールを飲み過ぎてしんどかったのです。

でも、これだけで終わるのは何だか勿体ない気がして結局2巡目。次は洋食です。

洋食

オムレツプレートはライブキッチンで作り立てのものを提供してもらえます。中には淡路産の玉ねぎが入っています。パンは自分で焼くスタイルで、毎度の事ですが後ろで順番を待つ人の目線に数分間耐えなければなりません。幸い客層が良いので後ろからせかしてくるような人は居ませんでした。
デザートは一つ一つがもう少し沢山入っていると良いですね。フルーツ盛り合わせはあまりにも小さかったので2つ貰ってきましたが、妻に一つ盗られてしまいました。

残念ポイント

最後に私が感じたホテルニューアワジの残念ポイントです。
(残念度が高い順)

夕食の準備がそそっかしい
仲居さんは複数の部屋の夕食を担当されている関係から、夕食の準備や配膳にそそっかしさのような物を感じました。仲居さんも後半は一試合終えた後かのような表情でしたので、もう少し落ち着いて対応できるよう人員を増強しても良いのではないでしょうか?

布団敷きがまるで競技のよう
夕食を終えると部屋に布団を敷いてくださいます。こちらは仲居さんではなく、専用のスタッフの方が対応してくださるのですが、まるで布団敷きの競技のようなスピードと手際の良さでした。夕食の配膳と同様に旅館なので顧客と対話をしながら対応するくらいの余裕は欲しいものです。

チェックアウト後の見送りが寂しい
チェックアウトが終わると、そこでホテルのサービスは全て終了したかの如くお見送り等はありませんでした。宿泊客から一般人に変わった瞬間です。チェックイン時は熱烈な歓迎を受けただけに少し物足りなさを感じてしまいました。

宿泊費(58,550円)

今回の宿泊費です。
宿泊料:56,100円
飲み物(ビール×2):1,400円
飲み物(ジンジャーエール×1):300円
サービス料:255円
消費税:195円
入湯税300円
合計:58,550円

そこそこのお値段でしたが、食事もサービスも客層も良かったので満足して帰ることが出来ました。

大浴場では会社の後輩とばったり出くわすアクシデントもありましたので、次回はプライベート感をより重視したヴィラ楽園にチャレンジしてみたいですね。

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