準富裕層の日常

赤ちゃん連れ安心!サン浦・島悠季の里(水の星)宿泊記

サラリーマン投資家の弥太郎です。

2023年3月、毎年恒例となっている結婚記念旅行へと行ってまいりました。

今回はめでたく家族も増えたので0歳10ヶ月の赤ちゃん連れ旅行となります。まだまだ水族館を楽しめる年齢ではないのですが、どうしても思い出深い鳥羽水族館へ連れていきたかったので行先は鳥羽一択!

我が子にとって初めてのお泊り旅行と言うこともあり、まずは宿選びを慎重に進めていきます。


宿選びで外せないポイントは『客室露天風呂』と『部屋食』、あとは小さな子供を快く受け入れてくれるかどうかと言う点です。

インターネットを駆使して調査を進めたところ、『サン浦島・悠季の里』がぴったりでした。特に小さな子供連れのファミリーを歓迎しているのがHPからも良く伝わってきたのが決め手です。

一般客室でも十分に要求スペックを満たしていたのですが、全国旅行支援の影響で予約に空きが無く、渋々最上位客室である『別邸 水の星』を予約することとなりました。

ここは15時チェックイン、11時チェックアウト。
当日は鳥羽駅近くで昼食を済ませて宿へと向かいました。
チェックイン時間が少し遅めなので、どこかで時間を潰す必要があるかと思っていましたがレストランが激混みだったために丁度良い時間でした。

ちなみに、昼食はここ
広々座敷にオムツ交換台もあって小さな子供連れでも不便がありませんでした。

https://tabelog.com/mie/A2403/A240302/24000445/

さて、旅館のエントランスで荷物を降ろしてチェックインの手続きへと進みます。ここはバレーサービス付きでエントランスへ置きっぱなしの車はスタッフの方が移動させてくれます。バレーサービス自体は私も初めての経験でしたが、どうやら駐車場スペースが狭いという裏事情がありそうです。

ロビーに設置されたソファーにかけて本格的なお抹茶と和菓子を頂きながらのチェックインです。その間もスタッフの方々は小さな子どもにも笑顔で話しかけてくださり妻も子供もご機嫌です。

そして、チェックインの手続きを終えるといよいよお部屋へ案内してもらいます。
別邸水の星へと向かう下りエレベーターを降りるとさっそく素敵なエレベーターホールがお出迎えしてくれます。

どんな部屋だろうか?ワクワクが止まりません・・・

今回宿泊するのはこちらの凛凛というお部屋のようです。

入場!
なんやら扉がたくさんあってどこへ向かえば良いのかわかりません。

右手に寝室、正面突き当りに洗面と露天風呂、左手にはトイレとリビング・ダイニングがあります。(ちなみに洗面に置いてあるピンクのバケツはオムツポット。赤ちゃん連れということで予め準備をお願いしておきました。)

とりあえずはリビングルームにて一通りお部屋の説明を受け、ウェルカムフルーツなるものをいただきます。

さてお部屋の探検も早々に終わらせ、時刻は15:30。
我が子が眠たさの限界だったようなので、お昼寝用の布団を用意してもらいました。

子どもが寝ている間に、温泉でも・・・と思ったのですが。
慣れない環境で子どもは眠れず、結局このお昼寝布団は妻のものに・・・。私は抱っこ紐を使って2時間ほど、『立ち抱っこトントン』をする羽目になりました。(ここまで4時間の道のりは私が一人で車を運転して来たので、かなり不公平感があります。それでも文句のひとつでも言ってしまうと喧嘩になるので、ここは我慢我慢です。)

子どもがお昼寝から目覚め、18時になると楽しみにしていた夕食が始まります。

この我が家よりも広いダイニングルームとダイニングテーブルで食事を頂きます。
ちなみに、子連れであることは事前に伝えていたのでベビーチェアは予め準備してくれていました。

献立はこんな感じ

伊勢エビにアワビに牡蠣と三重県特産の高級食材をふんだんに使用したメニューとなっております。もはや本来であればメインであるはずの牛肉料理がまるで存在感が無くなってしまっています。

ダイニングの横にはミニキッチンがあり、ここで仲居さんが料理の仕上げをして提供するスタイルが特徴的でした。量的には十分で、伊勢エビの具足煮を食べたあたりから私の胃袋は既に満たされていました。

その後、旅館の女将さんが挨拶に来て下さりました。
結婚記念日の旅行である旨を伝えたところ、ちょっとしたプレゼントを貰っちゃいました。

厳重に包装されていたので、ビリビリ破って中身を確認すると入浴剤でした。

食事の終盤に差し掛かると仲居さんとは別のスタッフの方が布団の準備をしてくれます。

『ん?寝室があるのに、布団の準備とはなんぞや?』

水の星にはこのような立派な寝室があるのですが・・・
(もちろんベッドはシモンズ製。)

今回は子連れと言う事でベッドからの転落防止のために、リビングルームに布団を準備していただいた訳です。

てっきり、子供のお昼寝用に使っていたせんべい布団で寝る羽目になるのかと思っていたのですが、就寝用に準備していただいた布団はかなり厚みのあるマットレスでベッドでと遜色ないレベルの寝心地でした。あまりの気持ち良さに同じマットレスを自宅用に購入しようと考えましたが、どこのメーカーのものかはわかりませんでした。

夕食が終わるころには、子供用の離乳食で使った食器やら、哺乳瓶やらが散乱しています。
それを見た担当の仲居さんは、すかさず食器類や哺乳瓶の洗浄を提案くださいました。自分たちの持ち込み物は自分で洗うと言う妻の信念があったので丁重にお断りしましたが、赤ちゃん連れには嬉しいサービスです。こちらからは言いにくいので、向こうから提案してもらえるのが良いですね。

食事が終わるといよいよ温泉の時間です。
赤ちゃん連れだと大浴場に行くのは気が引けてしまいますが、今回は露天風呂付の客室なので何も心配する必要はありません。

しかも、こんなに広々とした露天風呂です。
昨年宿泊した湯元館のセミスイートの倍以上の広さがあります。

窓の外には桟橋や水産会社の建物があり外部から露天風呂が丸見えなのですが、ここの窓ガラスはボタン一つでスモークがかかる仕組みになっているので安心です。露天風呂の入り口と浴槽にそれぞれボタンがあるので、入り口でスモークをかけて浴槽に入った後に解除するといった作戦をとることもできます。
我が子も無事に事件を起こすことなく一緒に温泉を楽しむことが出来ました。
温泉が終わるともう寝るだけです。

zzz

翌朝、予定よりも少し早く目が覚めたので朝から露天風呂を楽しみ朝ごはんの時間となりました。

朝から物凄い品数です。
しかも、昨晩女将さんに結婚記念日であることを伝えていたので寿の文字をあしらった祝箸も用意してくれました。

一品ずつ箸を進めていたのですが、伊勢エビの出汁が効いた味噌汁は格別でした。これまでに食した味噌汁の中で一番美味しかったと言っても過言ではありません。あまりの美味しさに旅館の売店で伊勢エビ出汁インスタント味噌汁を買って帰ったのですが、残念ながら旅館の味は再現できませんでした。この味噌汁目当てで再訪しても良いと思っています。

朝食が終わり、8時を過ぎると子供の朝寝の時間です。
11時チェックアウトなので、8時半から10時半までしっかりと朝寝をして旅館を後にしました。

部屋:○
サービス:○
食事:○
温泉:○
はっきり言って非の打ち所がない旅館でした。

強いて言えば立地くらいでしょうか?ワインディングロードを運転するのはやや疲れました。逆に、それくらいしか文句の言えない素晴らしい旅館だったとの一言を添えて今回は終了です。

以上

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