準富裕層の日常

【準富裕層】30代会社員が金融資産5,000万円達成するまでの道のり

サラリーマン投資家の弥太郎です。

記事タイトルにもありますように、この度我が家の金融資産が5,000万円に達しました。野村総研では純金融資産が5,000万円~1億円の人を『準富裕層』と定義していますので、私も晴れて準富裕層に仲間入りしたというわけです。ひとつの節目ですので、ここまでの道のりを振り返ってみたいと思います。
※野村総研の定義はあくまで『純金融資産』ですので今後マイホームの購入などで住宅ローンを組んだりすれば一気にド貧民まで陥落します。

ちなみに、このブログでは投資家計簿として投資用口座の資産ポートフォリオを公開していますが、それとは別に保有している給与口座の資産も合わせての5,000万円となります。

金融資産推移

金融資産の推移を見返すと初めて3,000万円に到達してアッパーマス層に成り上がったのが2017年の2月でしたので丁度3年半かけて2,000万円の金融資産増ということになります。

この間大きく分けて3度の壁にぶつかりました。図中に示す①~③のところです。

① このころはアッパーマス層になりたてでしたが、株価の方も堅調で内心この勢いのまま準富裕層に突入するのではないか?と思っていました。ところが世の中それほど甘くありません。

2017年10月 台風21号の影響により当時住んでいたアパートが水没してしまい、家具・家電・自動車など生活に必要なもの全てを失いました。手元に残っていたのはその時着ていた衣服と手荷物(財布・スマホ)くらいのものでした。

その後、家具・家電・自動車の買い替えおよび引越しで多大な出費を要したのと肉体的・精神的な疲労も蓄積して投資どころではなかったと記憶しています。

しかし、神はその程度で許してはくれません。
『辞令。小林弥太郎殿。転勤を命ずる!』
新居に引っ越して、車を購入した2ヶ月後のことでした。次の勤務地は都市部なので車も必要ありませんが既に買ってしまったものは仕方ありません。

このようなことがあり、少し停滞期に突入したわけです。

② 転勤後の生活も落ち着き、ようやく投資にも本腰を入れ始めたころ私もついに結婚する運びとなりました。ここからはもう大変です。
婚約指輪に始まり、両家の顔合わせ、結婚指輪、挙式(リゾート婚)、引越し(新築賃貸)、新婚旅行(リゾート婚なのに新婚旅行は別。しかもヨーロッパ9日間の旅)と続きます。

人よりも少しだけ金を持っていると言うのが唯一の取柄である私と結婚をしてくれた妻に対して
『惨めな思いはさせたく無い!』
という男のプライドがあったため、各イベントとも人並み以上にお金をかけました。さらに株価の低迷も相まって資産を大きく減らしています。

③ この頃はアコムの株価が勢いづいて3度目の正直で5,000万円が目前に迫るなか、発生したのが記憶に新しいコロナショックでした。今回ばかりは本当にヤバイと思ったこともあり国内株式は大半を売却しました。ただし、売却の決断が遅かったのと源泉徴収税によって資産を大きく減らしています。

その後の大規模金融緩和の報道を受けて
『これは通貨の価値が下がる⇒金(ゴールド)の価格が上がる』
と想定して国内株式売却で遊んでいたお金を金ETFに全力投入。晴れて5,000万円の達成となりました。

準富裕層(5,000万円)のポートフォリオ

今は現金・日本株・スイス株で大半を占めています。
今後はスイス株・米国株への追加投資を積極的に行います。これらの投資リターンで生活費をカバーできるくらいの額に到達すれば、余剰資金は純金で保有する予定にしています。
現金こそ富の象徴と考える人が世の大半だとは思いますが、私にとっては『金(Gold)』こそが富の象徴なのです。

次なる目標

今回は5,000万円達成ですが、当然次の目標は1億円になります。野村総研の定義するところで言う『富裕層』にあたります。5,000万円⇒1億円と言うとバカでかい目標を掲げているように見えますが投資で資産を増やしている者にとっては100万円を200万円に増やすのも5,000万円を1億円に増やすのも難易度は同じなのです。と、カッコイイことを言いつつも、私の場合は徐々にリスク許容度を下げているので、これまでのペースで資産を増やすのは段々と難しくなってくるというのが本音です。

あとは、社会への還元や経済の活性化も視野に入れたお金の使い方というものも身につけていきたいです。

最後に5,000万円の目標達成祈願として購入したダルマの目入れ式をもって結びとさせていただきます。次は1億円達成に向けて、ひと回り大きなダルマを準備します。

(何とも目力のないダルマに仕上がりました。昔から美術の成績は最低ランクでしたのでご愛嬌。)

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